
12月の頭から、早く連休になれと暦ばかり眺めていた(半分本当)のに、気がついてみたら明日からその待ちに待った連休。楽しく過ごしても、ボーッとして過ごしても、イライラして過ごしても時間だけはあっという間に過ぎ去って行くというのは、本当だ。
明日から正月の三が日までお休みという同僚(その他)を誘って、日曜日にランチを食べたカフェへ夕食。何を食べようかと、先日はランチメニューでスルーしてしまったメニューをじっくりと眺めてみる。夕食もランチと値段は一緒というありがたい価格設定はさておき、食事メニューはカレー数種、パスタ数種、ピザ数種、そしてオードブルと、ガッツリ食べたい男子には物足りなくなるような品揃え。これじゃすぐに飽きるな、というより、本当にここはレストランじゃなくてカフェなんだなって、妙に納得してしまった。
今日は、トマトとモッツァレラチーズのピッツァ(メニューではピザ。ほっとけ。)とサラダ、スープのセット。会話に盛り上がってしまって、メインのピッツァの写真を取り損なってしまったのはご愛敬。というか、ピッツァにサラダとスープの組み合わせって一体・・・・。
料理のタイトルから想像するに、要は薄い生地に薄めにピッツァソースを塗って、トマトとバジルの葉を散らしてモッツァレラチーズを乗っけて、ヴァージンオリーブオイルをかけていただく、いわゆるマルガリータと思っていたら、期待を裏切るものが出てきた。生地は多少厚いものの、パリパリに焼いてあるのはいいとしても、ボテッと塗りたくったこの店オリジナルのピッツァソースに下品に乗ったトマト。市販のピッツァチーズに形がなくなるほど崩れ去ったモッツァレラチーズに、ドライバジルのみじん切り(S&B食品とか、GABBANとかその辺)が振りかけてあるだけのがっかりピッツァ。腹はいっぱいになるけど、これじゃカフェに来た意味がない。よっぽど、俺が作るピッツァの方が本格的、と思った。
サラダもひどい。グリーンレタスをちぎり、そこにスーパーやコンビニで売ってるような中華春雨サラダをトッピング。フレンチなのかイタリアンなのか中華なのか。一体何を目指しているのか不明。唯一、カボチャの種とコーンフレークをカリカリにトーストしたトッピングが一番手間がかかってる感じ。
タバスコ(イタリアンにはタバスコはかけないのが本場流。)も容器の口にカスが付いてて、本当にやる気があるのかと思うほど。
店頭では、田舎のカフェらしく、地ビールやオリーブオイル、調味料、輸入菓子なども売っているが、どれも下田イオンショッピングモールにあるカルディでここよりも安く買える。
文句ばかりだが、二度と行くかとまでは言い切れないのは、ここでカフェの名の付くお店はここしかないから。そのうち、また行くか。