宿直明けの土曜日の静かな都心の朝。
外の空気を吸いたくて、屋上に上がる。
涼しい風を受けていると、ふと昔のことを思い出した。
在来線の駅近くにあった我が家は、休日になるとデパートの屋上にアドバルーンがあがり、宣伝カーが大音量でお店の宣伝をしている、そんな賑やかなところに住んでいた。
もちろん、今とは違って経済成長著しい時代だったからこそだ。
学校が休みの日、エアコンがなかった自宅は、夏は朝からうだるような暑さで、真っ青な空と蝉の鳴き声で、少しでも涼しい時にと思って午前中に始めた夏休みの宿題もなかなかはかどらなかった。
真っ青な空に響き渡る宣伝用セスナのエンジン音と宣伝の音。何もかもがワクワクさせてくれた時代だった。
対照的に、静かな朝、そして空。この都心でもだ。
時代は変わってしまったのだ。
2012年9月18日火曜日
2012年9月12日水曜日
2012年9月5日水曜日
一人になると
色々と考え込んでしまうのは、少し精神的に疲れているせいかもしれない。
母の病室にずっといるわけにもいかず、同じフロアの面会者用の談話室でボーッとしていると、現実逃避状態になってしまう。
ようやく、これから色々と頑張ろうと思っていた矢先のことだったので、余計なのかもしれない。
良き時代。手持ちのiPhoneにはたくさんの写真がストックされているが、新たに撮影すると自動的に昔の写真から削除される。
写真アプリを起動してさらさらと眺めると、引っ越し準備でバタバタしている最中に撮影した青森の風景が現れた。
良き時代。未だに思いされてならない。本当は前を向いて歩かなきゃいけないんだけれど。
母の病室にずっといるわけにもいかず、同じフロアの面会者用の談話室でボーッとしていると、現実逃避状態になってしまう。
ようやく、これから色々と頑張ろうと思っていた矢先のことだったので、余計なのかもしれない。
良き時代。手持ちのiPhoneにはたくさんの写真がストックされているが、新たに撮影すると自動的に昔の写真から削除される。
写真アプリを起動してさらさらと眺めると、引っ越し準備でバタバタしている最中に撮影した青森の風景が現れた。
良き時代。未だに思いされてならない。本当は前を向いて歩かなきゃいけないんだけれど。
つかの間の休息
今やるべきことを片付けて、つかの間の休息。
そういえば、昼メシはまだだったことに気づいて、中学の時から行きつけの喫茶店(今はもう死語か)で遅い昼メシ。
パスタを注文するも、日頃から野菜不足でしょというマスターが気を遣ってくれて、大量の惣菜をサービス。
実家に帰った時ですらあまり通うことがなくなったにもかかわらず、いつも温かく接してくれるマスターに感謝。
常に刺激を求め、何もない地元でいつも大学時代の刺激を語り、偏屈になっていた20代後半。地元で暮らすことが嫌で東京に出てきた俺。
いつになっても地元は温かく迎えてくれることに感謝。
そういえば、昼メシはまだだったことに気づいて、中学の時から行きつけの喫茶店(今はもう死語か)で遅い昼メシ。
パスタを注文するも、日頃から野菜不足でしょというマスターが気を遣ってくれて、大量の惣菜をサービス。
実家に帰った時ですらあまり通うことがなくなったにもかかわらず、いつも温かく接してくれるマスターに感謝。
常に刺激を求め、何もない地元でいつも大学時代の刺激を語り、偏屈になっていた20代後半。地元で暮らすことが嫌で東京に出てきた俺。
いつになっても地元は温かく迎えてくれることに感謝。
ぴょんぴょん舎の冷麺
岩手育ちの俺にとって、夏に冷麺を食べることは小さい頃からの習慣になっている。
その昔、夏には冷やし中華!というのが当たり前であったが、休日、お袋が自営するお店で昼食の出前を近所の中華屋兼焼肉屋から取ることになり、お袋がとった冷麺を食べさせてもらった。お袋が、「これは辛いから大人が食べるもの!」というので、キムチが入ってない辛くないスープを飲ませてもらった。中華ではないあっさりとした中に牛骨ダシのコクのスープと独特のコシが特徴の麺に一瞬のうちに虜になり、それ以来、夏には決まって冷麺を食べていた。
また、当時、スーパーで市販されている冷麺は麺はともかくとして、その薄っぺらいスープには満足することができなかったのを覚えている。
その後、多くの冷麺店がオープンしたのは、俺が大学生で地元岩手を離れていた1990年頃。その店の一つで、ぴょんぴょん舎というのがあり、唯一、お土産品で、レトルトのストレートスープに生の麺が付いたものが売られ始めた。価格にして通常のお土産品の約二倍、生のため日持ちしないという代物であったが、自宅でここまでお店の味に近づけた冷麺が食べられるという商品の登場に飛び付いたものだった。
それから約20年経った今もぴょんぴょん舎とお土産品の冷麺は健在。東京の岩手アンテナショップの目玉商品となり、全国の主要なスーパーでも販売されている。
また、ぴょんぴょん舎は東京にも支店を展開。近所のスカイツリータウンにも出店したと聞いたので、早速ツレと行っていた。
通常は600円くらいで食べられる冷麺も、場所柄、1,000円と超インフラ価格で、かなり抵抗があったが、とりあえず食べてみた。
その懐かしい味は健在で、地元の人しか知らない別辛(辛さの源、キムチが別皿でついてくるので、自由に辛さが調整できる)という選択肢も健在。
小さな店舗で焼肉もなく、オシャレに食べるという雰囲気だったので、価格とともに消化不良だったが、まずは、近所で東京でも大好きな盛岡冷麺が食べられることに感謝。
ちなみに、普通に東京で食べられる冷麺は、韓国風冷麺で、麺にはそば粉が使用されているため麺は茶褐色で細く、歯ごたえもそこそこであるが、盛岡冷麺は麺が白くて太く、噛みごたえ十分。自分にとっては、盛岡冷麺が冷麺なのだ。
その昔、夏には冷やし中華!というのが当たり前であったが、休日、お袋が自営するお店で昼食の出前を近所の中華屋兼焼肉屋から取ることになり、お袋がとった冷麺を食べさせてもらった。お袋が、「これは辛いから大人が食べるもの!」というので、キムチが入ってない辛くないスープを飲ませてもらった。中華ではないあっさりとした中に牛骨ダシのコクのスープと独特のコシが特徴の麺に一瞬のうちに虜になり、それ以来、夏には決まって冷麺を食べていた。
また、当時、スーパーで市販されている冷麺は麺はともかくとして、その薄っぺらいスープには満足することができなかったのを覚えている。
その後、多くの冷麺店がオープンしたのは、俺が大学生で地元岩手を離れていた1990年頃。その店の一つで、ぴょんぴょん舎というのがあり、唯一、お土産品で、レトルトのストレートスープに生の麺が付いたものが売られ始めた。価格にして通常のお土産品の約二倍、生のため日持ちしないという代物であったが、自宅でここまでお店の味に近づけた冷麺が食べられるという商品の登場に飛び付いたものだった。
それから約20年経った今もぴょんぴょん舎とお土産品の冷麺は健在。東京の岩手アンテナショップの目玉商品となり、全国の主要なスーパーでも販売されている。
また、ぴょんぴょん舎は東京にも支店を展開。近所のスカイツリータウンにも出店したと聞いたので、早速ツレと行っていた。
通常は600円くらいで食べられる冷麺も、場所柄、1,000円と超インフラ価格で、かなり抵抗があったが、とりあえず食べてみた。
その懐かしい味は健在で、地元の人しか知らない別辛(辛さの源、キムチが別皿でついてくるので、自由に辛さが調整できる)という選択肢も健在。
小さな店舗で焼肉もなく、オシャレに食べるという雰囲気だったので、価格とともに消化不良だったが、まずは、近所で東京でも大好きな盛岡冷麺が食べられることに感謝。
ちなみに、普通に東京で食べられる冷麺は、韓国風冷麺で、麺にはそば粉が使用されているため麺は茶褐色で細く、歯ごたえもそこそこであるが、盛岡冷麺は麺が白くて太く、噛みごたえ十分。自分にとっては、盛岡冷麺が冷麺なのだ。
ガリガリ君コーンポタージュ味
怖いもの食べたさで買ってみた。
香りは昔あった(今でもある?)トウキビアイスそのもの。懐かしさが増す。
味はコーンポタージュスープをイメージしていたが、バニラ風味豊かなトウキビアイスとコーンポタージュスープのいいとこ取りで、嫌味のない絶妙なフレーバー。本当によく考えられた味付けになってる。
ガリガリ歯ごたえは、通常のガリガリ君ほどなく、少し硬めのアイスキャンディバーといった感じ。粒コーンが申し訳程度に入っているが、冷たいせいか味はせず、歯ごたえ重視か。
これはこれでアリだと思う。
香りは昔あった(今でもある?)トウキビアイスそのもの。懐かしさが増す。
味はコーンポタージュスープをイメージしていたが、バニラ風味豊かなトウキビアイスとコーンポタージュスープのいいとこ取りで、嫌味のない絶妙なフレーバー。本当によく考えられた味付けになってる。
ガリガリ歯ごたえは、通常のガリガリ君ほどなく、少し硬めのアイスキャンディバーといった感じ。粒コーンが申し訳程度に入っているが、冷たいせいか味はせず、歯ごたえ重視か。
これはこれでアリだと思う。
2012年9月2日日曜日
2012年9月1日土曜日
9月
昨日、職場の防災訓練参加のため、5時起で出勤。日中、フルに働いて20時から歓迎会。ヘトヘトで24時前に帰宅して、シャワーを浴びて速攻で寝たが、4時間ほど寝たとこで目が覚めてしまった。
精神的に張り詰めた感じも、少し和らいできたにもかかわらず、何となく熟睡出来ていない感じ。結局、6時前に起床。しばらく更新していなかったblogなどを書き綴ってみた。
外の空気は灼熱の8月とは違って、少しひんやりして心地いい。
暦の上ではもう9月。東京に移動してもう1ヶ月経ったのかという思いと、まだ1ヶ月しか経ってないのかという思いが混在する。青森にいたのがまだ1ヶ月前だったのか。友人との最後の温泉旅行。なんか、もっと昔のことのように思えてならない。
精神的に張り詰めた感じも、少し和らいできたにもかかわらず、何となく熟睡出来ていない感じ。結局、6時前に起床。しばらく更新していなかったblogなどを書き綴ってみた。
外の空気は灼熱の8月とは違って、少しひんやりして心地いい。
暦の上ではもう9月。東京に移動してもう1ヶ月経ったのかという思いと、まだ1ヶ月しか経ってないのかという思いが混在する。青森にいたのがまだ1ヶ月前だったのか。友人との最後の温泉旅行。なんか、もっと昔のことのように思えてならない。