子供の頃は、「インスタントラーメンは石油でできているから、体に悪い」とよく言い聞かされていたが、子供ながらに、「そんなことはない」とずーっと思ってきたのは自分だけではないだろう。
ラ王や正麵など、本格的な味(といってもラーメン屋の味に近いというだけという認識は変わらず)のインスタントラーメンが売られている一方で、サッポロ一番味噌ラーメンや塩ラーメンなど、昔からずっと売り続けているものもある。
屋台十八番は後者にあたるインスタントラーメンであるが、ノンフライのちぢれ麺が特徴で、前者のインスタントラーメンが発売されるまでは、比較的本格的なラーメンとしてお気に入りの一つであった。後で知ったのだが、屋台十八番は主に東北地方〜北海道地方で売られている地方限定に近いものだったらしい。
で、期間限定で売られているのがこの
「なま味煮干中華そば」。ここ青森では煮干しでダシを取ったラーメンが醤油ラーメンの定番。ラーメン屋で食べるとかなり臭みがあって好き嫌いが分かれる味だが、インスタントラーメンになると、その臭みも大分緩和され、ほんのり煮干し風味がする程度であるが、画像のように焼き海苔を加えることによってそれなりに本格的な味に仕上がる。
いや、美味だなぁ。