今回の急な帰省は姪っ子と甥っ子の運動会とも重なり、姪っ子が小学校最後の運動会ということもあり、昼休みに顔を出してきた。
少子化の影響を受け、当時は5〜6クラスもあった学級も、今は3クラス。7クラスも8クラスもあった自分達の時ほどの雑然さはないが、それでも昼ご飯を食べて次の競技が始まるまでの間、黙っていることのできない子供達が校庭いっぱいに広がって遊び出す。そんな姿を見ていると、確かに自分も親元にじっとせず、ご飯を食べ終わったら友達と真っ先に校庭に走り出して遊んでいたことを思い出し、笑いがこぼれてきた。
あの頃は、どんなに走り回っても、疲れ知らずだった。
また、大学時代から地元を離れて生活しているため、かれこれ20年、同級生と会うことは一度もない。きっとこの校庭のどこかに、親となった同級生も多くいるだろうが、探し出して声すらかけることができない自分を、少し情けなく、そして哀しく思えたひとときだった。
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