2014年4月15日火曜日

東京カテドラル



椿山荘の目の前に十字架を模した教会、東京カテドラルがある。
丹下健三設計で、一度は訪れて見たいと思っていたが、まさかこんな形で実現するとは。
まぁ、行きにくい場所にあるので、いい機会だったかも。

椿山荘を出たら目の前に突然現れたので、そのまま吸い込まれるように中に入ってしまった。
残念ながら、内部は撮影禁止であったが、照明はほとんどなく、正面に掲げられた巨大な十字架の背後のスリット状の明かり取り窓から差し込む光が、コンクリートむき出しの洞窟内を思わせる無機質で冷たく、暗い空間を照らしだす様子に、圧倒された。
訪れる人もほとんどいなく、どこかの音大生が練習で弾くパイプオルガン(ベタな選曲だが、バッハのトッカータとフーガニ短調)が荘厳に鳴り響く様は、キリスト教信者じゃなくても感動もの。有無を言わせないものがある。

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