午後からお袋の診察。
体重が信じられない程落ちている。
主治医から衝撃的な宣告。
衝撃的ではあるが、なぜか冷静に聞いていた。
直ちに最悪のケースになることはないが、
まずは栄養をたっぷりとって、体重を増やして体力をつけることが先決事項。
後は、最悪のケースも考えておくこと。
どことなくそれが頭の中で堂々巡りしながら、
車を運転してお袋を家に戻し、
そのまま市役所へ。
旧自宅の固定資産税の納入が不明だったので、市役所に聞きに行ったものの、
個人情報保護の関係で身内にもあまり教えてくれず。
消化不良のまま、夕食の買い出しに行って自宅に戻る。
情けないことに、ヘトヘトだった。
言うことを聞かないお袋にはなんて説明しようか。
とりあえず、
「このまま食べないと死ぬよ。」
と、脅しめいたことを伝えて栄養をちゃんととってもらうように。
これが結構本人には響いたようで、痴呆が進んだ状態でも、
何度も繰り返して話している。
そして、頑張って食べようとしている姿を見て、とてもつらかった。
姉が帰ってきてから、今日の状況を伝え、今後の対応を話し合う。
とりあえず、普段はお袋に対する文句ばかり電話で話す姉だが、
この時ばかりは本気で向き合ってくれて、
ちょっとおかしな話だけど、お袋や家のことを心配しているんだと実感。
それだけでも、今回の帰省は進歩、いや進捗があったかもしれない。
腰が重い、だるい。
そして眠い。
普段はこの時間に寝ることはないが、
今夜はもう寝よう。